何度か書いたが、私はPCで、カシミール3DとQGISというアプリを使って
下見五座の地形図を処理して遊んでいる。最初に知ったのはカシミール3Dで世の中にこのような多機能な無料アプリがあるのは驚きだった。SYG(我が下見やまみちの会)の活動で扱う
データは全てカシミール3Dで処理していた。カシミール3Dでは有料の地図データを扱うこともできるようだが、
年金生活者の私は無料で利用できる国土地理院地図ばかりを使っていた。YAMAPな人々には専用アプリがあるらしいが、
地図データとしては国土地理院の地図をお使いのようだ。YAMAPのページを参照すると分かる。
国土地理院の地図は確かに素晴らしいが、1/25,000の縮尺が基本で、等高線は10メートル置きであり、下見五座の
起伏は大雑把にしか捉えられない。更に、国土地理院の地図には地名や電波塔などの各種記号が入っており、
下見五座に特化した場合には、こう言っては失礼であるが、これらが邪魔になることがある。特にガガラ山の
頂上付近に「鏡山」という文字(これは山名ではなく鏡山2丁目を表す地名である)が入っており、紛らわしい。
もちろん、国土地理院の地図は万人にとって役立つように作成されているので、文句を言う筋合いではない。
SYGのメンバーの中には八幡山調査を特に熱心に行う人物がおり、八幡山には主なピークが頂上を含めて4つあると
知らされた。どこでその情報を得たのか聞いてみると、東広島市が公開している詳細地図があるとのことであった。
早速に東広島市のHPで探してみると、確かに1/2,500の縮尺までの詳細地図がPDF形式で公開されており、よく見ると
下見五座の等高線が1m置きに書き込んであり、下見五座の地形が手に取るように分かった。カシミール3Dでこの
地図が使えたらどんなに素晴らしいことだろうかと思った。
手っ取り早い方法はPDF図からカスタム地図を作ることである。方法はPDF画像をPC画面に表示し、
そのスクリーンショットをとり、取得した画像をビットマップデータに変換してカシミール3Dで
位置合わせをすれば、カシミール3Dで使えるようになる。具体的にはGPSロガーで取得したデータをgpx形式
に変換すればカスタム地図上に表示できる。しかし、スクリーンショットを撮るということはカスタム地図の
サイズがモニター画面のサイズ以下になってしまい、広範囲なカスタム地図を作ることが出来ない。
この問題を何とか解決できないかと思って東広島市のHPをもう一度見てみると、PDF形式の詳細図以外に
DM形式というのがあった。DM形式というのは聞いたことがなかったので、調べてみると(もちろん
インターネットで)、これを読み込み、複数のDM形式データを接続し、結果をシェープファイル形式に
変換する、これまた無料のアプリが公開されていたのでそれを利用した。世の中、何から何まで、
時間はいくらでもあるが、懐のさみしい高齢者の味方があるものだと改めて感謝した。
これで1/2,500の詳細地図をシェープファイルの形にできた。しかし、カシミール3Dはシェープファイルを
読み込むことが出来ない。何とかならないかと行き着いたのがQGISというアプリである。最初は
使い方が全く分からなかったが、地図データの場所を示すURLが分かれば、簡単にQGISの画面上に地図が
出てくる。関心は一気にQGISに移った。国土地理院地図だけではなく、GoogleEarth(所謂、航空写真)、
Google Map、ボランティアベースのOpenStreetMapから今昔マップまでなんでもござれである。
カシミール3Dで有料の地図を使うことをしない私のようなものにとってはQGISは強い味方である。
シェープファイルをQGIS上にドラッグ・ドロップすればシェープファイルの内容が
QGIS画面上に現れる。
では、私はもうカシミール3Dを使っていないかといえばそうではない。カシミール3Dにはできても
QGISではできない(と思っていた)ことがある。それは高さデータを自由に扱う機能である。
国土地理院は標高データも公開している。このデータでは地上に碁盤の目を仮定し、その碁盤の目の
交点の位置の標高をデータとして取得し、公開している。私が初めてカシミール3Dを使ったときは碁盤の目の
サイズは10メートルだったが、今や5メートルの詳細なデータが入手可能である。カシミール3Dは
標高データを読み込むことができる(もちろん、いくつかの手順を踏まなければならない)ので
例えば山頂の位置を指定するとその地点から見える遠くの山々の形状と、登録してあればその山名も
表示できる(この機能をカシバードと名付けている)。前の原稿で私のスマホには磁気センサーが
無いので、山名を表示するスマホアプリが使えないと書いたが、心配御無用、カシミール3D
を使えばそれが可能である。
一昨日まではQGISで3D風の表示は無理だろうと思っていた。しかし、QGISは日本だけではなく世界的に
広く使われているので、誰か3D風表示をされているだろうと急に気になりだし調べてみた。
QGISというアプリでは必要な拡張機能はプラグインを入れるという方式をとっている。では、国土地理院の
公開している標高データを扱うプラグインは無いかと探してみたら、QuickDEM4JPというのが見つかった
(そのことが書いてある記事をインターネットで見つけた)。プラグイン名はQuickDEM4JPである。
4JP、そう日本人に依るものである。DEMというのは標高データのことである。Quickかどうか分からないが、
記事に従って国土地理院のDEMをgeotiff形式に変換し、QGISに読み込んでみた。墨絵を流したようなのが
現れた。これを弄って何となく山の稜線のようなのが表示できたが、とても使う気にはなれなかった。
geotiffは広く使われているらしいので更に加工すれば見栄えのする3D風表示ができるかも知れないが、
良い記事が見つからないので、諦めた。
昨日に陣が平・八幡山をやってきて、気分がすっきりしたのでQGISで3D風表示を行うための別の
プラグインを探した。夜になって、ElevationTile4JPとQgis2threejsという2つのプラグインを使う
アプローチについての記事を見つけた。インターネットは頑張って探せば何でも出てくる打出の小槌
である。断っておくが、ChatGPT君に相談したわけではなく、自分で暇に任せて探し出した。昨夜に
何とか3D風表示ができたので、今日になり更に方法を精査して左の図が得られたので記事にしてみた。
概略を書くと、先ず、QGIS上になにか地図を表示しておく。その状態でElevationTile4JPを起動する。
このプラグインはQuickDEM4JPと同じく、geotiff形式ファイルを生成するためのプラグインである。但し、
ElevationTile4JPではQGISに表示している領域に合わせてDEMデータを自動で取得してくれる。
ElevationTile4JPの処理が終わると自動的にgeotiffファイルに対応したシートが追加されるので、
Qgis2threejsを起動し、追加されたシートを指定すれば3D風表示が得られる。上の例は私が普段使っている
地図からPOIと1/2,500地図の等高線を除いたものについて3D風表示を行ってみた。水色の線はモデルコース
のルートである。視点は自由に動かすことができるので、二神山の西側上空から東方向を眺めてみた。
色付けはGoogleEarthのものである。大学キャンパスもよく見える。大きな池は三永水源地である。
なお、下見五座は高さがあまりないので、見栄えを良くするため、高さ方向は3倍に拡大して表示している。
表示上は下見には1,000m級の山が5座ある!
これを見て、下見五座は険しいので行くのはよそうと思わないでいただきたい。下見五座は丘と考えて良い。
図をみて五座の名前が直ぐに出てきたら貴方はもう下見五座のベテランである。
3D風表示は見栄えは良いが、これを使ってCustom Mapsのためのカスタム地図を作ろうとは思わない。 実用的なのは等高線が密な2D表示の地図であることがよく分かった。QGISでもカシミール3Dの 機能に近いことができるのを知ったのは収穫だった。
タイトルを見て直ちに先を読むのを止した方がおられるかも知れない。我々の住む世界は残念ながら
おとぎの国ではない、困難なことの連続である。山歩きに於いてもこの状況は同じである。ここまで読まれた
方はどうぞ深呼吸をして読み進めてほしい。
以前の記事で迷惑物件のことを書いた。笹草の種子が
ズボンに大量に付着したときは山歩きが嫌になり、秋にはもう山歩きは止めようと思うこともあったが、
次の日にはケロリと忘れ、その次の日にはまた下見里山散歩に出かけるという具合であった。迷惑は
所詮、迷惑にしか過ぎない。ところが身体に危害を及ぼすとなると状況は異なる。蛇と聞いた途端に
顔をしかめる人もいる。3年位前のことだったか、朝の散歩で陣が平山を過ぎ、八陣通りに出たところで、
八陣通りを北から南へ散歩する人と出くわしたことがある。ヤブから蛇ということはそれほど珍しく
無いだろうが、その人にとってヤブから人間となると恐怖だったことだろう。脅かすだけではいけないので
私はゆっくりと近づき、挨拶をした。その日は土曜日で、相手は前日に宴会か何かあったのか、アルコールの
匂いプンプンであった。酔を覚ますために散歩するとは大変に結構なこと、それだけで私は良い印象を
もった。そこで、下見里山の宣伝である。次には八陣通りだけでなく、陣が平山か八幡山に入られては
と勧めたら、その人は蛇がいるかどうか聞かれたので、私は自信を持って、確かに蛇は居ると答えた。
するとその方は後は聞かずに行ってしまった。
私は大事なことについては白い嘘でもつかない。ここに明言する、下見五座にはマムシも居る。
この写真(212)をご覧になったことがおありだろうか?
実はこの写真には立派なマムシの一部が写っている。もし貴方がヘビに対して特別な恐怖心を抱いて
おられないならゆっくり探してほしい。そして、どうしても見つけられず、夜も眠れないように
なったらSYGの連絡先に照会メールをお寄越し願いたい。ヒント程度は連絡申し上げる。この
写真の撮影場所は二神山である。その他、鏡山でも見かけたことがある。マムシはこのあたりでは
名物であり、大学キャンパス内にもマムシに注意の看板がある。マムシを怖がっていたら
下見里山に近づくことが出来ない。一方で私がこの地域に過ごすようになってマムシに噛まれて
死んだ人の話は聞いたことはない。
本題へと話題を転じる。それは2025年10月下旬のことであった。SYGの活動としてその日は陣が平山を作業を
しながら3名で会館通り側から登っていた。被雷樹木(172)付近
に差し掛かったとき、前から2番目を歩いていた会員と最後尾の私とが相次いでスズメバチに刺された。
チクリと感じたが、二人共、症状はそれほど酷くはなかったので、作業を続け、それぞれ帰宅した。
家に戻ってみると、刺された左足の太もも付近が大きく腫れ上がっており、風呂から出て心配になって
インターネットで調べてみた。私はアシナガバチには子供の時、何度か刺されたことはあるが、スズメバチ
にやられたのは初めてのことであった。インターネットで調べた限りでは直ぐに医者に行く必要は
なく、経過観察で十分だと分かった。また、一般に言われている一度目は大丈夫でも、刺されると抗体が
でき、二度目以降は大変なことになるという事実は無いと判断できた。
腫れは3日ほどで完全に取れ、これといった後遺症もなく、普通に過ごしている。もう一名も話に依ると、
私と似たりよったりであることが分かった。私はほぼ一週間毎に同じルートを散歩している。スズメバチに
刺された次の週には念のため、被雷樹木を迂回して陣が平山を登った。しかし、その次の週には被雷樹木の
ところを通り、スズメバチの巣の位置を確認した。驚いたことにスズメバチは被雷樹木そのものに巣を作って
いるようだ。巣自体は見つけられなかったが、被雷樹木に複数の蜂がとまっていた。恐らく被雷によって
生じた木の虚を巣として使っているのだろう。何という連中だろう!木が被雷によって苦しんでいるのに
傷口に塩を塗り込むようなことをして、君たちには血は通っていないのか!昆虫だから当たり前かも知れないが、
私は被雷樹木に巣を構えたスズメバチへの怒りが2倍になった。
スズメバチに刺された日も作業は予定通り行ったので、陣が平山の八陣通り側でも
スズメバチの巣(217)を見つけた。このように
陣が平山には見つけただけでもスズメバチの巣が2つある。ガガラ山でもスズメバチを見かけたことが
あるし、頂上付近にはスズメバチ捕獲装置があり、
それを設置した人(206)に出会ったこともある。鏡山頂上付近には「蜂に注意」の
掲示があるがこれはスズメバチのことであろう。以上のようにスズメバチは下見里山全体に
生息していると言って良い。
私は一週間で下見里山5座を巡回しており、機械的に山道を歩いてはいるが、それでも楽しみがある。
現在の最大の楽しみは二神山に沿う温井川で白い鯉(145)に
会うことである。以前は錦鯉も居たが最近はこの鯉と目立たない黒い鯉が3匹程度しか見かけない。
白い鯉を散歩の度に見かけるという訳ではなく、1ヶ月程度見ないこともあった。また、見かけた
ときには私の方に近寄ってくることもある。もはやこの白い鯉は私のペット同然である。白い鯉を
散歩で見かけた日は一日中楽しく、反対に、見かけなかった日には心がざわつく。これを愛と
言わずして何と言おう。
スズメバチにさされてからは、二神山散歩とは対照的に、陣が平山では蜂に会わないことを望んだ。
と言って、蜂の巣を避けて歩くわけではなく、怖いもの見たさということもあり、巣の観察は
毎回行っていた。先週は巣に3匹の蜂がいたが、今日見ると写真のように一匹だけだった。
11月に入ってからは巣に接近しても蜂が攻撃を仕掛けることはなく、写真を見てもお分かりの
ようにスマホをかなり近づけて撮影することができる。蜂を良く見ると真上を向いてじっとしており、
私もしばらく見つめていると、蜂が木に向かって懺悔しているように思えてきた。「被雷してお困り
のところ、当方の都合で巣をかけ、大変なご迷惑をおかけしたこと心よりお詫び申し上げます。」
思い直してみると、スズメバチに会ったのは刺された日が初めてではなかった。気温が高い時期には
時折スズメバチが一匹飛来し、私の様子を観察して飛び去った経験が何度もある。良く言われているように
スズメバチはいきなり攻撃してくることはない。刺された日は3名の会員が作業をしながら被雷樹木
に向かって歩いていたので、蜂の側は巣を守るために攻撃してきたのだろう。ここまで考えると
蜂への憎しみが愛へと昇華した。そういえば陣が平山は八幡山と合わせ
愛が形成されるのだった。二神山では鯉に、陣が平山ではこのスズメバチに
会うことが今後の楽しみだ。しかし、スズメバチの方は12月になると寒さに耐えられなく
なるだろう。それまで温かく見守るつもりだ。
今日の陣が平山・八幡山散歩で感じたことは以上である。これをお読みになって貴方はスズメバチに
対する(もし持っておられたなら)恐怖心が薄らいだであろうか?スズメバチもマムシもやはり
怖いとお考えであれば、12月以降に下見里山を歩かれることをお勧めする。スズメバチもマムシも
居ない上に落葉で特に鏡山の頂上からは全方向に遠景を楽しむことができる。そうこうしている内に
貴方も一年を通じて山歩きを楽しむようになる。
自然との対話、これ以上の楽しみは無い。
高齢者ともなるとスマホを持っていても、ごく一部の機能しか使わない。個人差が大きいと思うが、私にとっては
そうである。したがって、高機能(=高価)なスマホには縁がなく、契約も最小限のものにしている。何に
使うかといえば、電話(月に一度程度)、ラインメッセージ(週に数通)、paypayによる電子決済(ほぼ
毎日食材を買いに行くので、一日に数回)、散歩中に酔狂で位置表示アプリ(Custom Maps)を作動させるのが
2日に一度程度。散歩中に面白いものを発見すると写真撮影をするので写真アプリを同程度の
頻度で動作させる。この程度である。これらの中でネットワークを必要とするのは最初の3つ(paypayまで)
だけなので、一月あたりのデータ使用量は 100Mバイトを下回る。
このようなスマホに関して超ライトユーザの私でも一つだけ特殊な使い方をたまにする。それは録音機能を
使うことである。録音装置として小型のもの(もちろん電子録音)が私の在職中には多く使われていたが、
いまではスマホで代用される方が多いのではと想像する。私は何を録音するかと言えば、散歩中に珍しい
音に出会ったときである。HPにも掲載したように、ミンミンゼミやキツツキの音をスマホで録音した。
具体的にどうやって録音したかというと、写真アプリを起動してビデオ録画した。ビデオ録画では画像と
音声とが両方記録される(mp4形式)ので、その中から音声だけを取り出し、音声ファイル(mp3形式)に
変換して(ついでに音量増幅して)HPに掲載した。最近、事情によりスマホを変更した。私のことなので
古いスマホから少しは新しいがやはり古いスマホに変更したということである。変更後のスマホで従来の使い方ができるか
検証を行い、録音機能で困ってしまった。スマホの写真アプリをテストで起動し、ラジオの音声を
ビデオ録画してみた。再生すると、画像は問題なく見えるのだが、音声が全く聞こえない。
生成されたmp4ファイルをパソコンに転送し、音声処理アプリ(Audacityという無料のアプリ、強く推薦する)で
音声波形を見てみると、全く振れていない。聞こえないはずである、いうまでもなく増幅は不可能で
ある。写真アプリを変更すればよいのかもしれないが、私の経験として、このような場合はアプリを
変更しても問題は解決しない。仕方がないので録音アプリを試すことにした。Google Play Storeで
recordingをキーワードにするといくつか候補のアプリが出てきた。いくつか試したが、どれも
1週間程度の無料お試しとなっていた。要するに有料バージョンを買えということである。
今後、いつ使うかも分からない機能のために有料アプリを購入することはもちろんしない。というより
私は今まで有料アプリというものを購入したことがない(簡単なことなのだろうが、購入の
方法から調べなくてはならない)。完全無料のGoogle製のアプリがあったので、これを試すと
確かに録音はできるのだが(これが確認できたことは大きい)、録音ファイルの保存場所がスマホ本体ではなく、
ネットワーク上のようだ。偏屈な私は写真など個人的なものをネットワーククラウドにアップロード
するのには抵抗がある。無駄にネットワークを使い、しかも盗み見される可能性が否定できない
からである。よってGoogleの無料録音アプリも諦めた。録音機能はそれほど特殊とは思えないのに
無料でアプリを公開するような太っ腹な人物はいないのだろうか?
新年(2026年)になってSYGのライングループに新年の短い挨拶をボイスメッセージで送信した。これで
閃いた(直後に閃いたわけではなく、10日以上経過してから)。何だ、スマホで録音できているではないか!
話は変わるが、ラインをお使いの方はメッセージの送り方などを練習するときどうされているだろうか?親しい友人に
送ってみる?それも良い方法であるが、送られる方は鬱陶しいと思うかもしれないとの遠慮が働く。
これにも個人差がある。私は遠慮が強く働くタイプの人間である。私のような種類の方がおられるかも
しれないので、良い方法をお教えする。ここまで駄文をお読みいただいた行為へのささやかなお礼である。
その方法とは、自分一人だけがメンバーであるようなライングループを作ることである。具体的にはラインのアプリを
立ち上げ、ホームを押す。するとフレンドとグループのタブが出てくるのでグループを押す。
一番上にグループを作成するための項目があり、それをタッチする。続いてグループに加える候補者のリストが
出るので、誰も選択せずに"次へ"を押す。次に、"新しいグループの作成"をタッチする。
いよいよグループを作成する
ための最終ステップである。適切なグループ名(以下での引用のため
「個室」とする)を入力し、"作成"を押せば自分一人だけの個室という名前のグループが
作成できる。最終的に"作成"を押すまではグループは作成されないので、途中で分からなくなったら遠慮せず中断する
か元に戻る。誰にも迷惑はかからないので、遠慮は禁物である。新しいことは実行してみないと身につかない。
個室グループが出来てしまえば、あとは誰に気を使うこともなくこのグループの中で文章、音声、写真などの
送信練習をする。間違えようがどうしようが誰にも遠慮する必要はない。他のグループの記事を個室グループの
なかにコピーするにはどうすればよいかなどが学習できる。練習あるのみだ。
ここまで書いたらお分かりかもしれないが、個室グループに音声メッセージを送信すれば
自分用の録音アプリとして使うことができる。
私のスマホでは写真アプリのビデオ機能において音が記録されないのは
マイクボリュームが低すぎるのかと思い、スマホの設定->サウンドの項目を調べてみた。上の図が私のスマホの
設定画面である。「通話の音量」以外は全て再生音の調整項目である。「通話の音量」を大きくしてもマイクボリューム
には全く影響しなかった。インターネットで調べてみると「通話の音量」とは相手方の音量、つまりこれも
再生音についての調整だった。マイクボリュームの調整は残念ながら設定項目には無い。どうやらandroidの
スマホではマイクボリュームに相当する機能はアプリ側に用意しなければならないのではと思うようになってきた。
ラインに関連してもう一つの技を考える。個室グループにある録音データをどうやって活用すればいいだろうか?
スマホを自由に使いこなす人であれば何とでもなるかもしれないが、私のようにPCでないと活用できない人間は
音声データを何とかPCに移動しなければ先に進めない。そこでPCでラインが使えるようにする。ラインは
セキュリティ上の理由から一台のスマホでしか動作しないようになっている。しかし、PCについては
スマホにインストールしてあるラインアカウントにアクセスできる仕掛けがある。念を押すが、PCで
ラインのアカウントを作るのではなく、スマホにあるラインアカウントを補助できるということなので
誤解しないで頂きたい。具体的にはPC用のラインアプリを使う方法とChromeブラウザにプラグインを
入れてラインアカウントを補助する方法の2つがある。後者の方が機能は限られるが、軽快に動作する。
PCからラインアカウントにログインできるようになれば、個室グループも当然、閲覧できる。このグループに
作成された音声録音ファイルを"保存"すればPCのダウンロードフォールダに音声録音ファイルをコピーできる。
始めてこれをやったときに驚いた。ファイルの形式がaacという聞いたことのないものだった。早速に
インターネットで調べてみると、aac形式はよく用いられているmp3とともに音声ファイルとして
広く用いられているらしい。有り難いことに前述のアプリAudacityはaac形式のファイルも読み込むことが
できる。Audacityでaac形式ファイルを読み込み、必要に応じて増幅を行い、mp3形式に変換して出力
すれば所望の音声ファイルを得ることができる。これでラインのボイスメッセージ機能を使って
音声録音アプリと同等のことができる。
大部分の方はお使いのスマホに予めインストールしてあるカメラアプリの録画機能を
使って音声録音が問題なくできると思う。
私のように古い不具合の出やすいスマホを使っていると、余分な知識を身につけることができると
ともに高齢者の時間つぶしになる。負け惜しみである。折角お読みいただいたが、貴殿のスマホには
恐らく不要な内容になってしまった。但し、個室グループを作るという技はラインの練習などに
役立つと思う。無駄にグループを作ってしまったので、これを削除したい場合にはどうすればよい
だろうか?これは貴殿への宿題である。削除できなくてもだれの迷惑にもならない。ライングループ
というものを理解するため、頑張って不要なグループを削除する方法を見つけ出してほしい。
表題のフレーズが下見五座散歩中に頭の中に降ってきてしまった。
高齢者はデジタルデバイド(情報格差)に苦しめられてきた。我々が子供の頃はインターネットは言うまでもなく、
パソコンもなかった。辛うじてあった迅速な情報伝達手段は電話のみで、しかも電話も全ての家庭にあった訳では
なく、数軒先の家が電話の連絡先で、自宅の電話は設置の順番待ちという状態だった。
時代は進みほぼ全家庭に電話(もちろん固定電話)が普及して、話し言葉による情報伝達が円滑にできるように
なった。やがて1980年頃からパソコンというのが普及し始め、年賀状などをパソコンで作成することも行われる
ようになってきた。この時点でパソコンを使う人とそうでない人に分かれ、業務上、パソコンを使わなければ
ならなくなった人はパソコン教室へと足を運ぶか、適切な図書を購入し孤軍奮闘してパソコンの使いかたを習得
した。パソコンはしばらくは単体で使われていたが、電子メール
というのが出てきて、パソコン同士を接続すれば電子メールのやりとりができるというので、電話回線に
モデムというのを入れ、今と比較すると速度は遅いがパソコン通信ができるようになった。しかし、パソコン通信
を行っている間は電話回線は塞がったままで、大事な連絡があるのに困ると家族間のトラブルも
時として生じ、また電話使用料もうなぎのぼりで、月々の支払いが負担となったという例も見受けられた。
更に時代は進み、光ケーブルを家に引き込む家庭も増えてきて、パソコン通信の速度も桁違いに速くなり、
画像を多用するホームページの閲覧も円滑にできるようになった。そして、貴方は今、この文章を何らかの
高速インターネット回線で読んでおられる。デジタルデバイドの観点からは上位に位置されている
と言っても良い。おめでとうございます。
そしてスマホの普及である。高齢者にとっては最後の情報通信に関する難関といってもよい。もう一息
頑張ろうではないか。その一助となるかどうか心もとないが、以前、
このような記事を書いた。ここで抜けていたのが表題のQRコードである。このことを語る前に
通信手段について復習する。我々が手にした迅速な通信手段は電話である。口頭で大事なことを伝えれば
用事が済んだ。但し、大事な案件は文書で伝えたほうが確実である。このために電話に付属してFAXという
ものが用いられてきた。パソコン通信が行われるようになって、文章を高速に伝達できるようになり
FAXは次第に用いられなくなってきた。スマホはパソコンと同等であるからもちろん文章の伝達ができる。
高齢者にとっては扱いにくいかもしれないが、文章の伝達はスマホ(もしくはパソコン)に依らざるを得なくなった。
ここで面白い現象が現れた。若者は幼少のころからスマホを知っており、扱いに長けている。したがって
日常の連絡も短い文章でやり取りするほうが口頭でするより便利で確実と思っているフシがある。
携帯電話が普及し始めたころ、電車に乗っていても携帯電話の会話がうるさくて辟易したことがある。
しかし、今では電車で電話の会話を聞くことはない。例外的に電話の着信音と会話を聞くことがあるが、
間違いなくそれは高齢者である。現在の若者には電話に出る(電話で会話をする)ことが苦手な
ものも多いらしく、職場で困ることがあるという話も聞く。意思伝達の方法が次第に変化している。
スマホの普及は社会を確実に変えつつある。話し言葉に依らない意思伝達が世の趨勢となってしまった。
分からないことがあったらコールセンターに電話するのは今や古い。インターネットで文章で問い合わせを
する。AIが回答してくる。高齢者は置き去りにされそうである。
貴方はQRコードを利用したことがあるだろうか?QRコードの中身は何かというと、単なる文字列である。
但し、文字列を読み出すためにはQRコードリーダというアプリが必要である。場合によってはカメラアプリの
中に内蔵されているかもしれない。QRコードを読み取ったことがないという場合は頑張って掲載している
ものを読み取って欲しい。QRコードを敬遠するならば貴方へのメッセージとなると思い私が作成した。
通常の場合はQRコードの中にはホームページのURLが書いてある。したがって出所不明のQRコードは
読み込まない方が良い。怪しげなホームページに誘導される恐れがある。
今や各種の手続きはQRコードを読み込むことによって行なうようになりつつある。したがってQRコードが
使えなければ応募も、各種手続きも出来ないということになり、(大げさであるが)取り残される。
スマホでQRコードを読み込むと、所定のホームページに誘導され、そこで必要な項目に記入して
送信という手続きを踏む。私のような高齢者はスマホの小さな画面でこれを行なうのは
煩わしくて仕方がない。ここに救済法をお教えする。前の記事に書いた個室グループを利用する。
具体的な手順はまずスマホのQRコードリーダーでコードを読み込む。すると読み出したURLが
表示されるので、この文字列をタッチする(ホームページに誘導される)代わりにシェアのアイコン
(ひらかなの「く」の字に見える)をタッチする。シェア先の候補が表示されたらラインを選び、
更に個室グループを選択してシェアを完了する。次にパソコンでラインのアカウントに入り、
個室グループに表示された所定のURLをクリックしてパソコンで手続きを始める。
実に面倒だとお思いであろう。こんなことなら最初からパソコンでQRコードを読み込めば良いでは
ないかとお考えかも知れないのでその方法も記す。パソコンにQRコード読み込みのアプリを
まずインストールする。パソコンにはUSB端子にカメラを取り付ける。オンライン会議などで
使うあのカメラである。次の手順は明らかであろう。パソコンでQRコード読み取りアプリを
起動し、USBカメラの前にQRコードをかざしてコードを読み込む。私はこの実験を行ったが
一度で止めた。理由はUSBカメラの解像度が不足しているためである。十分に大きく印刷された
QRコードでないと読み込むことが出来ないし、そもそもUSBカメラの前にコードが印刷された
紙をかざすのが難しい。
最後に私が最近にQRコードによる応募を行った例を記述する。私が毎日のように利用する
食料品スーパーでは1年に2回くらいであるが、2,000円以上の買い物をしたら抽選で商品券
が当たるという企画がある。最初に応募した頃はレシートの下に住所など記入する欄があり、
そこに必要事項を記入して応募箱に入れるという風になっていた。これが面倒でレシートは
直ぐに捨てる人も見かけたが、毎日利用する私はせっせと応募していた。なかなか当たらない
ので応募を止めた時期もあった。しかし3年くらい前からレシートに小さくQRコードが印刷され
ここから応募できるようになった。このときに私は上述のテクニックを使って、せっせと
パソコンから企画に応募するようになり、これまでに3回も当選できた。因みにもらえるのは
1,000円相当の商品券である。
レシートの下にはQRコードとともに従前の記入欄も設けられている。さあ貴方ならどうなさる?
(1)このような企画は無視して、レシートはさっさと捨てる。(2)面倒ではあるが、レシートに
必要事項を記入して応募する。(3)QRコードを使って応募する。
(3)を実行される高齢者が一人でも増えることを期待して寄稿してみた。えっ、全ての入力を スマホでなさる?もう貴方は私を遥かに越えておられる。
追記:QRコードに記載されたURLにパソコンでアクセスするための簡便な方法がある。スマホで
QRコードの内容を読み取ればURLが表示されるので、これを見ながらパソコンのブラウザにURLを
入力すればシェア機能などを使う必要はない。URLが短ければ良いのだが、長いURLが出てくる
ことが多い。このような場合はシェア機能を使う方が便利である。
パソコンのQRコード読み取りアプリにはQRコードの画像(jpg形式など)からURLを読み出す機能もある。
スマホでQRコードを写真撮影し、その画像をPCに転送してパソコンのQRコード読み取りアプリに
読ませるというやり方も考えられるが、手間はシェア機能を使う方法と変わらないと思う。
QRコードは全ての処理をスマホで行なうと便利なようにできているので、これができれば
問題ないが、高齢者にはパソコンで入力を行なう方が遥かに容易い。
五行思想というのをご存知だろうか?浅学な私は最近、道教についての読みやすい図書を読んで初めて知った。小さな子供が新しい物に接したとき、興味を持ってそれに熱中するのと同じ、私は年老いた(精神年齢は)小さな子供である。
直ちに五行思想に反応し、文章を起こす気になった。
なお、道教というのは中国の三大宗教、儒教、道教、仏教の一つである。もちろん、中国は広いので内陸部のイスラム教やどこの国にも認められるキリスト教の信者も多い。日本の仏教はインドで生まれたが、中国を経由して伝わったので、道教の影響も受けている。ついでに言うならば、儒教と道教は中国で生まれた。そこに仏教が入ってきて3つが複雑に絡まり合いながら存在している。日本で言えば神道というところか。日本でも明治維新までは仏教と神道とが絡み合って来た。したがって神社に狛犬がいる。これはもともと仏教からきたものである。なお、私の知識は非常に浅薄なので、誤解が含まれている可能性が否定できない(誤解のほうが多いかも知れない)。
先ごろ新聞で面白い表現を見つけた。「AIには知識はあるが、
経験がない」とのことである。私の場合は、長く生きている分、経験はあるが知識がない。
AIに対峙する場合も、私の文章をお読みのときも、まず真偽を疑うのが大人の対応というものである。
五行思想では万物は5種類の元素でできているとする。5種類の元素が互いに影響しあい、
各要素が強くなったり、弱くなったりして万物が変化・循環すると考える。根源的なものに
思いを馳せるというのは科学的な思考である。分子も原子も知らなかった古代人が5個の元素を
どのように思いついたか、これを考えるだけでも楽しい。どちらが先か知らないが、インドでも
5種類の根源的元素を考えた。地・水・火・風・空の5種類である。五輪の塔は下からこの
順になっている。地が一番下で空が一番上というのは納得できる。中国での5種類は
火・水・木・金・土である。これを見て直ぐに曜日を連想するであろう。太陽と月の次は
この5種類の元素としている。
ところが、自然界では4つがセットになっていることが多い。例えば、方向、季節はそうである。
八幡山の4つのピークを土俵の角に見立て、このような原稿
を書いた。ここでは4地点に4つの色と4つの季節とがうまく対応付けられていた。
春ー東ー青, 夏ー南ー赤, 秋ー西ー白, 冬ー北ー黒
という具合であった。なお、青は実際は緑のようだ。相撲の青房はどうみても緑色にみえるし、
青信号は緑である。早春に草木が芽吹くのはやはり緑が相応しい。中国の5元素にも
色が割り当てられている。青、赤、白、黒に黄が加わる。ものを分解して考えるといえば、理系頭の
私は光の三原色を思い浮かべてしまう。 5->4->3と数字が小さくなってきたが、ちょっと寄り道を
する。光の三原色は発光性のもの(テレビなど)と反射性のもの(絵画など)とで異なる。発光性の
ものについてはRGB(赤緑青)である。これまでの話で青と緑とは同一視する必要があるので
これは不味い。一方で反射性のものは赤青黄である。インクジェットプリンタのインクの色で
いうとマゼンダ、シアン、イエローである。これらを全て混ぜると黒になる。但し、プリンタでは
黒を良く使うので黒インクを別に用意している。発光性の三原色の場合は全て混ぜると白になる。
反射性の三原色は、合成を含めれば見事に5元素に割り当てられた色に一致する。
白はどうする?インクを全く使わなければ良い。
回り道をして3から5への対応付が済んだので、本題の4と5の対応に戻る。色については黄を加えれば
良かった。方向について、麻雀好きの人はご存知と思うが、東、南、西、北(トン、ナン、シャー、
ペイ)の順で数えるので、この中央に、その名もズバリ、中央を加える。したがって方角の
5元素は東、南、中央、西、北ということになる。季節に移ろう。これは日本と同じく春夏秋冬と
並べる。これ以外の並べ方があったら知りたい。季節の場合は中央に土用を加える。そう、土用の丑の日の
土用である。春、夏、土用、秋、冬となる。
本来の5元素と色との対応は次のようである。
火ー赤、水ー黒、木ー青、金ー白、土ー黄
金ー黄、土ー黒などとした方が感覚的には合うが上記のようになっているので今となっては文句を言っても遅い。
やっと書きたかったことに到達できた。図をご覧頂きたい。私が勝手に付した五座の色である。これを
五座思想に基づく色の割当という。SYG教の経典に書いてある。と言っても他のSYGメンバーに相談して
いないので独りよがりのお遊びである。この文章を読まれている方であれば図の山の名前は直ぐに
出てくることと思うが、FGHJKの記号を入れてある。青は緑として表示している。春は鏡山とともに
やってくる。桜も咲き、多くの人が訪れる。そして長く厳しい夏はガガラ山のくぐり岩などで遊ぶ。
夏の終わり頃は二神山に行き、温井川で涼を求める。そして実りの秋は陣が平山の山小屋の前に
ある南方向の間隙から紅葉を楽しむ。最後に冬は八幡山の山頂を含む4つのピークを時計方向に
回り、春の訪れを待つ。
思いついたストーリーを書いてみたが、五座全て、季節に拘らず、それぞれ楽しむことができる。
5座は5元素であり、組み合わさって五座六拠を創生している。5元素を組み合わせるのは貴方で
ある。山好きの人であれば山の組み合わせといえば出羽三山を思いつくであろう。その中の月山は
死者の集まる場所である。興味ある方は森敦の「月山」をお読みいただきたい。この文章を書いている
時点で丁度、外は雪である。「月山」に出てくる吹雪を連想させる。道教の中に出てくる山で
最も有名なのは泰山である。「泰山鳴動ネズミ一疋」の泰山である。場所は山東省、上海の北方に
青島というのがあるがそのあたりが山東省である。青島から内陸部に入ったところに泰山はある。
泰山は人間が生まれてそして帰っていくところである。道教ではあの世は存在しない。全てが
この世なので人間は死後、泰山の地下に移動して過ごすことになる。盂蘭盆会には先祖を
呼び戻す。宗教の話はこれくらいにして、何が言いたかったかというと、泰山を含め五座が
あるということである。私は泰山以外の4座はよく知らない。さて、下見五座の中で泰山に
対応するのはどの山であろうか?死者が眠る場所というと
石を積み重ねた古代人の
墓(26)が思い起こされる。このような墓は陣が平山と八幡山に多く見られる。
モデルコース(J-1)にあるJGV1は共同墓地かと思われるほどである。すると下見五座で
泰山に相当するのは陣が平山だろうか。一方で、これらの写真(171),(172)に見られるように、陣が平山には落雷が多く発生すると思われ、私は別名として雷神山と呼んでいる程である。
落雷が発生すると、山では、大げさではあるが鳴動が発生するであろう。ここでフレーズが湧いてきた。
「陣が平鳴動マムシ一疋」。もし、陣が平山が泰山に相当するならば私は死後、間違いなくこの山の
地下に眠ることになる。散歩で陣が平を歩くときは襟を正さなくてはならない。
下見五座を散歩していると以上のような他愛もないことが次々に浮かんでくる。これも下見五座依存症の 一つの症状なのだろう。などと考えながらもうしばらく、体力の続く限り下見里山散歩を続けようと思う。
後日追記:インターネットで「五座思想」と検索すると、「五行思想」が出てくる。「五座思想」は
私が原稿を書くために思いついたものなので、お間違えないように。検索ロボットが巡ってきて
「五座思想」を拾っていくことは無いと思う。仮にあったとしたら、AIの学習に取り込まれ、
冗談から出た単語がAIとのチャットに出てきて、混乱をきたす。そのようにはならないだろう。
我々SYGの目的はHPの冒頭にも書いてあるように、嘗ては良く利用され、最近は放置状態にあって、
荒れ始めている下見五座を整備し、山の活力を以前の状態に引き戻し、我々の健康増進にも資することにある。
この目的達成のために過去の資料が重要なことは言うまでもない。この点「今昔マップ」(このキーワードで
インターネット検索が可能である)は大いに役立つ。古地図を調査され、必要に応じて加工し、インターネットで
公開されていることに感謝したい。
今昔マップの最初の活用として、gpsロガーで取得したデータを
1950年当時の地図に描いてみた。これにより、今昔マップを線(折れ線)を通じて利用し、当時を
偲んだ。もう少し大規模に今昔マップを活用できないかと考え高さデータを今昔マップに加え、昔の山に登るような雰囲気を出そうとした。
しかし、使用した高さデータは比較的最近に整備・提供された5メートルメッシュのデータであり、
八幡山北東部のように
今昔マップと高さデータとが一致しない場所を生じた。
以上は線、あるいは面を通じて過去の様子を顧みようとする試みであったが、下見里山の変貌を見ると
いう見地からすると、現在と過去とを直接比較するほうが手っ取り早い。手近な方法は今昔マップと
現在のマップとを並べて表示し、両者を比べることである。HPのメインページにおいても1950年当時の
下見里山と現在のそれとを上下に配置して比較を試みている。残念ながら、この方法によっては詳細な
検討を行なうことは出来ない。
何度か書いたが、私が使っているQGISというアプリではシートを使うことにより、
データの重ね合わせが自由にできる。HPにあるモデルコースの地図は
この方法にしたがって、google earth(所謂、航空写真)と東広島市が公開している1/2,500の等高線とを重ねて
作成した。ならば今昔マップと最近のマップとを重ね合わせれば詳細に変化を見ることができるとすぐに
思いつく。実を言うと、私は2日前にやっとこのことに気づいた。思いついた後にすぐに実行したのだが
思うような結果が得られず、昨日はこのプロジェクトを捨てようとさえ思った。一晩寝て本日に新しい着想(と
大げさに言うほどではないが)を得て何とか見るに耐える結果が得られたので文章にした。どこで苦労したかと
いうと、QGISで地図を重ねるという処理が簡単には行かなかったことだ。今までは地図に線画(GPSロガーの
出力である折れ線や等高線データ)だったので、ベースとなる地図を置き、その上に線画データを置けば
難なく重ね合わせが出来た。ところが、今回は2つの地図を重ねようとしているので、上の地図しか
表示されない。重なってはいても使い物にならないということである。
こんなことはQGIS開発者は百も承知、解決法が用意してある。どうするかというと上に置く地図を
半透明にできるようにしてある。半透明の程度は 0(完全に透明、これでは上の地図は無いも同然)から
1(不透明)の間を連続的に可変できる。当然のことながら透明度を上げると
上の地図は不明瞭になる(コントラストが落ちる)。このさじ加減が難しい。下の地図(ベースとなる地図)
を国土地理院地図、OpenStreetMap,google map, google earthと変えたがどれと組み合わせても重ね合わせ
がうまく行かないので昨日は諦めた。今昔マップは白地に黒い等高線という組み合わせである。どうしても
黒い等高線の明瞭度が落ちて2つの地図の比較ができない。ベースの地図として最良なものはもちろん
google earthである。比較的頻繁に更新されているので、2018豪雨によって生じた土石流跡も
明確に表示されている。国土地理院の地図などでこれを求めることは出来ない。goole mapにも土石流跡は
表示されていない。一方で、google earthは色々な色を含んでおり、POIの文字を入れるのにも苦労した。
現在は白、もしくは黄色の文字にしている(HPの地図を参照願いたい)。今昔マップの黒い等高線が見えるように
するのはほとんど不可能だ。黒い線を別の色に変更するオプションは無い。
今日になってもう地図を重ねるプロジェクトは捨てようと思い、当該プロジェクトファイル(QGISにおける
各種の定義パラメータが保存されている)を削除しようとした。しかし、随分と苦労したので最後にひとあがき
しようと今昔マップのシートパラメータを見て、「反転」というのを見つけた。もちろん色の反転である。
オセロゲームで黒、白を反転するような起死回生の一発となった。これで何とか見栄えのする地図重ね表示が
できるようになった。とは言っても明瞭度が格段に上がるわけではないので、下見五座全体の比較図を
掲載することはせず、八幡山北東部(上の図)と山中池西部(下の図)を拡大したものを少し大きめの画像で
提示した。全体像、あるいは別の部分の拡大図に興味がおありであれば、ご自分でQGISを動かしてやって
頂きたい。
八幡山の北東部には4本指のような尾根線が出ていたようだ。このうちの一番右(東)の短い指のところに
三ツ城古墳公園の古墳が作られている。中央図書館の三ツ城古墳に関するコーナーには
八幡山の尾根に古墳が作られたと書いてあるが上の図を見れば良く分かる。国道2号線(旧バイパス)
はこれらの指を引きちぎるように建設されたようだ。森永池(左下の一番大きな池)を見ると今昔マップ
の精度の高さが分かる。下の図は山中池から西側のキャンパス付近を示している。
ブールパール(西条駅から大学キャンパスへの直通のような道路)は
等高線を寸断している。難工事であったろうと想像できる。キャンパス敷地の中にいくつもピークがある。
二神山方向に向かって3つのピークが並んでいるのが印象的だ。ここが今はどうなっているか、考えながら
キャンパスを歩くのも一興である。
今回使った今昔マップは1950年当時のものだが、70年以上前の地形を思い浮かべることが出来ただろうか?
最後にもう一度、今昔マップを公開していただき、ありがとうございました。おっと、google earthへの
感謝も忘れてはいけない。googleさん、ありがとうございました。