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「外国人観光客が奈良公園で鹿を蹴るのを見た」と聞けば日本人は鹿を愛おしく思うだろう。古くは「生類憐れみの令」
の発令により、動物も保護の対象とされてきた。とりわけ鹿は大切に
扱われ、落語で、不可抗力により鹿を殺めてしまったことを題材にした話もある。確かに愛くるしいし、奈良公園のみ
ならず、近くは宮島でも鹿は大切に扱われている。大阪で、奈良の鹿が現れたと話題になったこともある。
しかし、下見五座のような田園地帯では事情は異なる。鹿は農作物を食い荒らす害獣である。食欲旺盛で
花粉症防止のため、花粉の少ない杉の苗木を植えても鹿がそれを食い荒らしてしまい、花粉症対策が進まない。
本日の散歩中に(ガガラ山と鏡山)2頭の鹿(223)と遭遇した。
図の矢印の位置での出来事である。矢印が重なり見えにくいが、図のGの位置でガガラ山を鏡西通りに降り、Kの位置まで
歩いて鏡山に入ってすぐのところである。実をいうと下見五座で鹿に会ったのは初めてではない。半年以上前にガガラ山
を降りているとき、図のDの位置でも一頭の大型の鹿にあった。このときは驚いた。先方はもっと驚いたのだろう、
慌てて山道から藪の中に逃げ込んだ。したがって、後ろ姿をほんの少し捉えただけだった。
フォトギャラリーに掲載できるような写真ではなかったので、どこかにやってしまった。今回は違った、矢印の位置で
2頭に会い、反射的に鹿たちは私から離れる方向に逃げた。ところが、私の前方に引き返してきてこちらを伺っていた。
写真撮影すると共に、二頭を確と見ることが出来た。あまり警戒してなさそうだったので、3メートルの距離まで
近づいた。それでも逃げようとしない。私に何か語りかけようとしたのかもしれないが、更に近づくと、やはり
逃げた。逃げた方向が私の散歩方向(ここでは鏡山山頂に向かう方向)と一致しており、私が少し近づくとまた
一定距離まで離れるという風であった。私に道案内をしているつもりなのだろうか。「私は週イチでここを
歩いているので、君たちに教わらなくてもいいんだよ」と思いつつ、100メートル程度も同じようなことを
していると、やがてどこかに行ってしまった。野生の鹿とは思えないほど人馴れしていた。
図のDの位置も、二頭の鹿と戯れたところも、下見五座の
主要幹線上である。比較的多くの人がこの付近を歩くが、「まさか鹿に餌をやってはいないでしょうね?」
二頭はペアかもしれない。そうだとしたら、子孫を増やすのは遠慮して欲しい。下見五座の木々が鹿の被害に
あう姿など見たくない。数頭の鹿を見かけるのは散歩を楽しくしてくれる。しかし、集団で移動するのを見るのは
御免被りたい。
下見五座の野生動物について、野犬に会ったことはある。イノシシが活動した跡(ミミズなどを探したと
思われる地面を引っ掻き回したような跡)や風呂代わりか何かの水たまりを見かけたことがあるので
イノシシがいることは間違いない。鹿は2度見た。蝶は数限りなくいる。「猪鹿蝶」が揃っていることは
疑う余地もない。
本日に二頭の鹿を見た後の散歩中に昔のことが蘇ってきた。それは30年以上も前のこと、メキシコ人研修生
10名程度を引率して、確かシャープの電卓工場で工場見学を行った後、奈良公園に行った。奈良公園と言えば
冒頭にも書いた鹿である。研修生の中で女子学生は一人だけ、他は男子学生だった。奈良公園を散策した後、
帰ろうとしたとき、女子学生一人が不機嫌になり、他の学生は何やら笑っている。聞いてみると、女子学生は
「鹿せんべい」を男子学生から食べさせられたとのこと。男子学生の一人が「鹿せんべい」を買い、鹿にやると
ともに、残りを女子学生に「ウマノ」と言ってプレゼントしたらしい。ウマノとはスペイン語で「人間の」
を意味するようだ。英語で言えばHuman'sに相当するのだろう。女子学生が日本語も理解していれば「馬鹿にしないで
ちょうだい!」と言い返したに違いない。
日本は(現在のところ)限り無く平和である。
里山と言えども山は山、アクシデントに備えて山行は2人以上の複数名が原則です。同行者との待ち合わせ場所には、駐車場やトイレがあれば便利です。このため1座毎に1拠点を設定して、そこを散策の発着点としています。また山は神様が宿るとされ、頂上は神様の座る場所であり一座、ニ座・・・と数えられます。以下に、下見里山五座六拠のみどころを
【山(座)/拠点】で簡潔に記します。
山道の具体的な地図や推奨する散策コースについては、HPをご参照ください。五座六拠の全体図は
こちらにあります。
1 【八幡山(332m)/三つ城古墳公園】
八幡山は下見里山の最北端にあり、山裾には県内最大の三つ城古墳(五世紀)があります。この公園が八幡山へのアプローチ拠点となります。例年10月には「光りの宴」が開かれて芸能が奉納されています。頂上には2基の祠があります。祠の碑文から、雨乞い祈願が読み取れます。
山道は、幾つかの尾根道とそれ等への取りつき道からなり、かなり複雑です。
2 【陣が平山(321m)/三つ城地域センター】
陣が平山の山麓には、昔から下見村集落が広がっていました。集落の中心部にある地域センター(下見福祉会館)がこの山への発着拠点で、五座巡り(1日コース)の拠点にも使えます。センターでは、正月の互礼会・夏祭り・文化祭などの催しが開催されています。陣が平山の山道は、東西に延びる1本の尾根道とそれへの取付き道(複数)であり比較的単純です。頂上には、麓の幼稚園が利用している山小屋(遊技場)があります。
3 【鏡山(335m)/城址公園】
国指定の城址公園で、八幡山、陣が平山とブールバールを挟んで対峙しています。何時もウオーキング愛好者など多くの人々が集っており、特に桜の季節には花見客で賑わっています。頂上からは360度の展望が得られ、近景の下見五座はもちろんのこと、西条盆地外輪山の山々(竜王山・曾場が城山など)を一望することができます。尾根道はサイエンスパークあたりから西方へ、鏡西通りを経て、がガラ山の尾根道に繋がっています。
4 【がガラ山(331m)/山中池南遺跡】
この場所は、広島大学の東口より50mほど北寄りにあります。広さIha程の遺跡展示場所は、このほかにも鏡西谷遺跡(山の東端)があります。また遺跡からの出土物は、大学の博物館で見ることができます。山頂からの展望はありませんが、南側斜面には、何本かの深い涸れ沢があります。また、頂上直下には多くの巨石がころがっており、かろうじて通り抜けられる“くぐり岩”があります。尾根道としては、前述の鏡山から西方に延びたものがあり、これと南から北方に延びた尾根道が頂上で交わっています。
5 【二神山(313m)/芝生広場】
広場は山の北側にあり、地域のグランドゴルフ愛好家に利用されています。山は下見財産区が管理しており、この場所には山林監守員の詰め所も設置されています。二神山のセールスポイントは「見晴らし・ツツジ・せせらぎ」です。三っの頂上と一つの展望所の、計四か所からの展望を楽しむことができます。ツツジは市花で、ミツバツツジが群生しています。また、山裾西側に、黒瀬川支流の温井川が流れています。山道は、非常に良く整備されています。随所に案内板やベンチが設置され、正に森林公園そのものです。尾根道は東西に延びています。西方から見た場合、二つの頂上が際立っており、これが“二神”の云われかも知れません。このニ座を竜の角とし、東端の一座をしっぽに見立てれば、西裾の川を睨む竜となります。また、川には“登竜門”と名付けた岸壁もあります。
6【広島大学/スペイン広場】
キャンパス散策の拠点はスペイン広場です。ゆかた祭りなどの学内行事にも利用されています。構内はいろいろな施設が一般市民に開放されています。そもそも大学の内外を隔てる塀の類は一切ありません。図書館も自由に立ち入って読書もできますし、図書の借用も可能です。小川が流れ、自然豊かな学内には、幾つかのウオーキングコースも設定されています。開かれた大学のキャッチフレーズは「Town and Gown」です。
何度か書いたが、高齢者ともなると残された人生の長さを勘案して不要なものは手放すのが良い。さもなくば残された者の手を煩わせることになる。私の住んでいる田舎では空き家が増えつつあるが、片付けをするときに屋内のものを運び出しているのを見て圧倒されることがある。よくもこんなに多量のものが家の中にあったものだと感動さえ覚える。他人事ではない、自分もそうならないように不要物を元気なうちに処分しなければならないと常々思っている。
多くのものが詰まっているという点ではスマホも同様である。以前、知ったかぶりをして
このような記事を書いた。この記事に於いて、複雑なスマホに高齢者が対峠する場合、使う機能を絞り込んで少しでも使いやすくするということを強調したつもりである。つまり、スマホが提供する機能を断捨離することにより、高齢者でもスマホを使いやすく出来ないかと考えて記事にした。機能を断捨離するには2つの方法がある。まず、不要なアプリを削除、もしくは無効にしてスマホの動作を軽くすることである。次にスマホの外見を簡素化し、使い易いように見せる。スマホの外見はランチャーというアプリが決定する。androidスマホでは有り難いことにランチャーを自由に選ぶことができるので、自分に最適なランチャーに入れ替えれば使い勝手が著しく向上する。
右の図は私が先日見つけたランチャーでこれに感激したので文章化することにした。もちろん、スマホ外見の好みは十人十色であるから、この図を見て何だこれは、とお思いの方もおありであろう。しかし、見た目の簡素化という観点から、少しは参考になると思うので、読み進めていただきたい。
見た目の簡素化の第一歩として、画面には必要なものだけを出し、たまにしか使わないもの、あるいは全く使わないものは裏に隠しておくのが良い。この記事にあるスマホ画面でも、普段使うアプリのアイコンだけを表示している。私は12個のアプリで十分だったということである。但し、文章中にもあるように、メールアプリなどは着信専用で使うのでデスクトップには無いが、使用しない訳ではない。積極的に起動するアプリとしては12個で十分だった。
この度見つけて感動したランチャーはOlauncherという名前で、その画面が図に示したものである。このランチャーで知らされたことは、アプリのアイコンは、画面の煩雑さに寄与しているということだ。Olauncherではアイコンは一切使わず、全てが文字表示である。我々はいつの間にか、アプリはアイコンとして捉えるものだと刷り込まれてしまった。これに反旗を翻してユニークな発想をしたOlauncherの開発者に敬意を表したい。もう私はこのランチャーから離れることはないだろう。貴方が漫画より小説を好み、テレビよりラジオを選択されるならば私の仲間である。Olauncherは貴方にとっても良い伴侶となることは間違いない。
Olauncherに変えてもう一つ気づいたことは背景画像もスマホ画面の煩雑さを強調するということだ。これを避けるには単色画面しか無い。但し、広報熱心な私はSYGのHPへのQRコードを外すことは出来なかったので、山の緑に合わせた色にして入れてみた。画面にあるように常用アプリは最大8個しか入れることが出来ない。これより減らすことはできるが、最大は8個である。以前は12個だったので不足するように思ったが、本当に常用するものは10個だった。不足する2つはどうするかというと、画面を左にスワイプするとカメラが起動し、右にスワイプすると設定アプリが起動するようになっているので問題ない。他のアプリは画面を上にスワイプすると一覧(もちろん文字で)が出るのでそこから選択して起動できる。
市役所などで文書に日付などを書く必要があるときは画面から日付と曜日を確認できる。その通り、5月の連休中、
どこにも出かけないお陰でOlauncherと知り合った。
現在時刻は大きく表示されているので時計代わりになる。さらにバッテリー残量(図では76%)も表示されるので、充電時期を知ることができる。画面の上の端から下にスワイプすればWifiやセルの接続状況やメールなどの着信も知ることができる。これほど考えられたランチャーがあるだろうか!
十分に断捨離をしたスマホを持ってガガラ山と鏡山を歩いてきた。スマホがいつもより軽いように感じた(これはウソ)。
散歩中に新しいランチャーの使い勝手を確認した。全く問題なし! これで下見五座とOlauncherの虜になった。
最後に付け加える。Olauncherはユニーク過ぎて、もとのアイコンベースのランチャーに帰りたいと思うかもしれない。そのときに備え、今お使いのランチャーは消去しないほうが良い。androidでのランチャーの設定は、
設定->アプリ->デフォールトアプリ->ホームアプリ
と進めば指定できる。複数のランチャーを入れておいて、好みに応じて切り替えるのも一興である。私はOlauncherから動くことは無いと思う。
後日追加:更に見た目の簡素化をしようと欲が出た。8個のアプリを6個に絞り込んだ。更に、アプリの名前の長いものは短くした。キリがないので適当なところでやめる。繰り返すが、デスクトップに出てないアプリは削除しているわけではないので、画面を下からスワイプし、一覧の中から選び出して起動できる。一覧に出てくるアプリの名前は余り短くしないほうが良いと思う。そうしないと一覧の中から探す時にわかりにくい。アプリ名の変更はOlauncherで出来る。他のランチャーに切り替える必要はない。
画面を英語モードにしているのには理由がある。一覧表示においてアプリ名が辞書順に並ぶので探しやすい。英語モードへの切り替えは、
設定->システム->言語と入力->言語
と進んで、言語を追加をタッチし、Englishを指定すれば良い。言語のところでEnglishを上にドラッグすれば英語モードに
なる。日本語に戻したければ、日本語をドラッグして上に戻せば良い。
途中下車、何とわくわくする四字熟語であろうか。計画から少しばかり逸脱し、旅を楽しむ。このような心の余裕を持ちたいものである。もっとも、私のような年齢になると余裕ばかりで、本来の計画は、もはや無い。
YAMAPの方々が我が下見五座をお歩きになるお陰で、山道の維持が随分と楽になる。一方で、YAMAPの方々は効率良く低山を巡られるとみえ、似通ったルートを取られるようである。このため、
幹線道のようなものが出来てしまった。私は不定期にYAMAPのHPを見て下見五座の人気の程度を外部評価させていただいているが、YAMAPの人々の行動に関して、一つの傾向に気づいた。それは下見五座のうち、二神山を除く、四座
(以下、四座と略記)を一度に回られるプランが多いという
点である。
更に気づいたことは、大部分の方々は鏡山公園の駐車場を起点・終点とされるということである。中国地方にお住まいの方であれば自家用車に乗り合わせて来られるのだろう。では遠方の方はどうなさる?
本日、初めてYAMAPの記事でJR西条駅を発着する四座コースのルートを見つけて、新たな需要に気づいた。地図を参照すればわかるが、四座はブールバールによって北側の陣が平・八幡山と南側のガガラ・鏡山に分割されている。ブールバールは
八幡山のところから北東の西条駅にほぼ真っすぐに伸びている。例えて言うならば、綿菓子を横にして、綿菓子の下部で
軸を少しばかり上に曲げたような格好である。綿菓子の本体が四座ということだ。
図をご覧いただきたい。綿菓子の軸の根本(JR西条駅であるが
図では省いている)からまず軸に沿って綿菓子の本体に向かい、菓子内部を貫通して
また軸の根本に戻るというルートを考えれば、西条駅を起点・終点とした四座里山コースの出来上がりだ。
では、JR西条駅で途中下車して四座歩きを楽しむことにしよう。途中で切符を無くさないよう注意する。
四座の回り方は時計回りと反時計回りの二通りあるが、地図は北が上なので、反時計回りとしよう。西条駅を出たら
ブールバールが左に見える側の歩道を歩く。西条に初めて来られたのであれば、その美しさに感動するはずである。
信号機のある横断歩道を何度か通過しながらブールバールに沿ってひたすら南下する。やがて高い位置に図書館と
それに隣接する高層マンションが見えてくる。その直後にある信号を渡ると八幡山への入口が見えてくる。ブールバールと
立体交差する国道二号線に沿うように山を登っていく。図で、ルートが直角に折れ曲がっている部分である。
暫く登ると左手にピンクテープが見えてくるのでそこで左折し、登り続ける。やがて八幡山の青ピークに到達
する。青ピークを過ぎたら直に左折する。ここで左折せずに直進するとモデルコースを辿る。左折して暫く
歩くと八幡池(229)という小さな池が右に見えてくる。
この池は水量が少なく、枯れている時期の方が長い。
もし水があるならばこの上なく美しい。八幡池をすぎるとやがて赤ピークに達する。
ここで右折して頂上に向かう。八幡山頂上は整備されており、祠を見ながら小休憩すると心が洗われる。
八幡山からはこの記事にあるBLに入るので
道が明確だ(多くの人が歩いている)。南別れを通過して八陣通りに出る。八陣通りを少し
北に歩くと陣が平山入口のピンクテープが見えてくる。陣が平に入り、竹やぶの中を少し登ると
明確な尾根線が現れるので左折してこの尾根線に沿って進んでいく。少し距離があるが、やがて附属幼稚園
の山小屋や子どもたちの遊具が見えてくる。山小屋のところで一休みすると良い。僅かであるが、鏡山
方向が見える。休憩を終えたらBLに沿って西方向に歩いて行き、会館通りに出る。会館通りに出たら少しばかり
南方向に歩き、ブールバールの歩道に出る。ここまで来たら、里山歩きも後半である。ブールバールの歩道を東方向に
少し歩くとブールバールの下を通過する地下道があるのでこれを通ってブールバールの南側に出て、池の上学生宿舎
の道を歩いて山中池(228)
へ向かう、山中池が右手に見えてきたら更に進み、
大学キャンパスの東側にある幹線道路に
出る。幹線道路を少し南に歩くと山中池南遺跡が見えてくるので、そこに入り、幹線道路に沿ってガガラ山方向
に歩くと山への取り付きが見えてくるのでそこから登山を再開する。山道の整備状況は良く、道に迷うことは
無い。ウラジロの中を登っていくとやがて尾根線に出るので左折してこれを辿る。暫く進むとガガラ山山頂に向かう
分岐があるのでここで右折し、ガガラ山山頂を訪れる。ここからは幹線山道YLであるからもう迷うことはない。
山頂で引き返し、先程通過したばかりの分岐で右折し、ガガラ山を下山する。やがて鏡西通りに出る。
鏡西通りを少し北に歩くと鏡山入口が見えてくるので、ここから登る。鏡山の道も良く整備されており、迷うこと無く
山頂に到達できる。但し、頂上の手前にはちょっとした岩場があるので注意深く登る。鏡山山頂は
眺望が効くので全向に山が見えることを実感する。あとは下山するだけである。最後に長い階段を
下りたら鏡山公園遊園地の東の端に出る。ここにはトイレがある。奥田大池を左に見ながらブールバール方向に
歩き、ブールバールに出たら右折して西条駅に向かう。四座踏破、ご苦労さまでした。
途中下車の里山歩きは如何だっただろうか。気に入ったら次はルートを外れ、モデルコースの水色のライン、
あるいはHPにある種々のコース記事を参考にして四座をより深く、楽しんで欲しい。二神山を
次回のルートに入れることをお忘れなく。西条駅から八幡山登山口まで(綿菓子の軸の長さ)は
ほぼ2キロメートルである。山歩きの準備運動、整理運動として最適な距離だ。
広島県の人口減少数が全国一位であることは広島県外の人はあまりご存知無いだろう。日本は全体として
少子高齢化が進んでおり、県の人口が減少するのは 驚くに値しない。それでも広島県は堂々の全国一位である。
自然減はどの県でも生じているであろうが、減少数が全国一位であるからには、それなりの理由があるはずだ。
直ぐに思いつくのは若者の県外への流出である。下見里山は大学を抱えているが、その卒業生の大部分は
卒業後、関東地区、あるいは関西地区を目指す。 大学の在学者には広島県出身者も多いが、卒業後は
都会へと消えてゆく。現在の社会構成がそのようになっているので、こればかりは仕方のないことだ。
広島県の人口が減少するので県内の各自治体の人口も減っている。その中で、東広島市は例外的に人口が増えている。
そして、とうとう呉市を凌いで県内三位の人口になったようだ。私が勤務の都合で東広島市にやってきたときの
人口は、確か11万人あまりだった。東広島市が誕生する前は西条町、八本松町など皆、賀茂郡の町だった。
それが大学の移転受け入れに前後して東広島市を誕生させ、広島県の中心部に10万人を少し超える小さな市が
生まれた。東広島市の人口増加に大学の移転が寄与したことは間違いない。しかし、学生は
一時的に東広島市に居を構えるだけで、卒業後は県外へと去っていくので、あるところまでは人口増に
貢献するだろうが、継続的に人口を増加させるとは思えない。やはり他の要因、工業団地に企業が入って
きたことが大きいのだろう。今や東広島市の人口は20万を伺う勢いである。私が引っ越してきたときからは
倍増で、全国的に見ても特異な現象かも知れない。
では、市の人口が三位になったことを記念して言葉遊びをしよう。出発点は五座六拠である。六拠から
五座を選ぶのは簡単である。一つはキャンパスであるから六から五へは簡単に移行できる。これで
下見五座が選ばれた。今までは四位だったので、五座から四座を選んでみよう。これも比較的簡単で
二神山は位置的に少し離れているので、お引取り願い、GHJKを選ぶ。アルファベットで書いても
二神山は先頭なので、記述しやすい。
さあ困った。この四座から三座をどうやって選ぶか。ガガラ山と鏡山、陣が平山と八幡山はそれぞれ
不可分の位置関係にあり、これらにメスを入れることは現実的ではない。これら四座から三座を選び出す
ことを真面目に考え出すと夜も寝られなくなる。そこで発想の転換である。
この記事(17)にも書いたように、分離したものを
小さく纏めるとうまく行くことがある。押しても駄目なら引いてみなの理屈である。では不可分の
山々を纏めて名前をつける。陣が平山と八幡山を接続するのは簡単である。通りの名前にもなっている。
八陣山、新たな山の誕生だ。ガガラ山と鏡山、これは難題である。ガガラ山が難しい。ガガラの語源に
ついてはSYGの作業中に話題となることもあったが、納得できるような解釈は無かった。私は我の強い
人間である。そこでエイヤと名付ける。鏡我山。「きょうがやま」と読んでいただきたい。これにて
下見五座が三つの山となった。二神山、八陣山、鏡我山。二神山が見事に復活したではないか! 祝:東広島県三位。
20万に迫ろうという大都市に位置する里山を紹介する文章としては極めて稚拙であることは承知しているが
二神山、八陣山、鏡我山を毎週歩いて足腰を鍛える。
後日追加:鏡我山の「我」はどうしても「蛾」を連想させ、夜の蝶は里山を暗く印象づけていけない。では「鏡柄山」?これもしっくり来ない。「今日、我、里山に登る」と考え、やはり「鏡我山」で個人的には満足することにした。
新たな発見をした、あるいは新たにものを考案した(発明)と思って舞い上がっても実は類似したものが
既に存在しているのを知り、落胆するというのは良くあることだ。現在は生成AIが作詩、作曲、作文など
何でもこなす恐ろしい時代なので、それを使って新たなものを作り出したときの著作権は誰にあるのか
判断が難しい。こっそりと生成AIを使って小説を書き、それで芥川賞や直木賞を受賞した場合は
誰が受賞されるのかなどと考えるとややこしい。
我がSYGが五座六拠(記事72参照)の整備に着手して5年が経過した。活動において、五座六拠という
文言を生み出し、これは我々の創作単語ではないかと思っていたが、
調べてみるとこの単語は天台宗でも
用いられているのを知った。インターネット検索で「下見里山」と入力すると、(広報担当の立場からすると)
有り難いことにSYGのURLが最初に出てくる。我々の活動も認知されたものだと、一人ほくそ笑む。では
「五座六拠」はと検索すると、我々のHPではなく、仏教関連のことが先に出てくる。鏡に向かって
「世界一美しいのは誰?」と聞いて(昔版のインターネット検索)、「白雪姫です」と聞かされ怒り狂う
状況である。尤も、我々は良識ある(本当か?)高齢者集団であるから、ここは冷静に本来の五座六拠の
ことを調べてみる。以下、インターネット検索結果を適宜、引用する。
まず、
「五座六拠」とは、主に仏教において使われる言葉で、修行や学問を行う際の重要な場所を指します。これは特に日本の天台宗において用いられ、比叡山延暦寺を中心にした僧侶の修行体系に関係しています。
とのことだ。表題にある「もう一つの」とは我々のいう五座六拠のことである。先輩は天台宗、つまり平安時代の
生まれであるから我々のは、遥か後輩である。後輩は先輩から学ぶ。我々の五座六拠を先輩のものに、何か理屈を
つけて合わせてみる。私の文章は言葉遊び中心なので、余り深刻に考えず読んで欲しい。そもそも、雑感には
政治的なこと、宗教的なことは書くべきではない。
本来の「五座」は修行道場のことで、
根本中堂(こんぽんちゅうどう) - 比叡山延暦寺の総本堂で、宗教活動の中心。
常行堂(じょうぎょうどう) - 常行三昧(阿弥陀仏を称える瞑想行)を行う道場。
法華堂(ほっけどう) - 法華経を読誦し、修行する場所。
戒壇院(かいだんいん) - 戒律を授け、守るための場所。
浄土院(じょうどいん) - 伝教大師最澄の御廟(墓所)があり、供養や修行が行われる。
の五箇所を表すようだ。「六拠」は修行や学問の拠点のことで、
西塔(さいとう) - 比叡山の一部で、多くの僧侶が修行する地。
東塔(とうどう) - 比叡山の中心で、延暦寺の主要施設がある場所。
横川(よかわ) - 隠遁修行や瞑想を行う修行地。
三井寺(みいでら) - 天台寺門宗の本山で、天台教学の重要拠点。
園城寺(おんじょうじ) - 三井寺と関連し、戒律や学問の場。
四明院(しめいいん) - 比叡山にあった学問所で、天台教学を学ぶ場。
との説明を得た。道場と拠点とをどう区別するのか俄には理解し難い。我々の五座六拠では五座は五つの里山で、 六拠はそれぞれへの入口で区別している。六拠から始めるのが良さそうだ。我々の六拠を確認する。
E1:三ツ城古墳公園(H:八幡山拠点)
E2:三ツ城地域センター(旧下見福祉会館、J:陣が平山拠点)
E3:鏡山城址公園(K:鏡山拠点)
E4:山中池南遺跡(G:ガガラ山拠点)
E5:芝生公園(F:二神山拠点)
E6:スペイン広場(キャンパス拠点)
それでは対応遊びを始めよう。E6<->四明院はどうだろうか?学問所というのはキャンパスに相応しいと思う。
西塔、東塔は位置から判断して、E5<->西塔、E1<->東塔で良いだろう。三井寺と園城寺とは互いに関連
しているようなので、E3<->三井寺、E4<->園城寺としよう。すると残りは自動的に、E2<->横川となる。
これで六拠の対応関係が完了した。
次に五座である。記事56において、五座と五行思想とを関連付け、陣が平山を泰山(死者の眠る山)と
勝手に対応付けた。そこで 、J<->浄土院をまず考えた。私は八幡山に特別な感情を抱いている。すると、
H<->根本中堂、となる。阿弥陀仏といえば浄土真宗を連想する、これは天台宗からスピンアウトしたと
言っても良いだろうから離れた場所に置くと良い、したがって F<->常行堂、とする。残るは K, Gである。
法華堂の方が多くの人が出入りしそうなので、K<->法華堂、G<->戒壇院、と強引に対応付けた、以上。
この文章を真面目に読まれると、上記対応付に本質的な無理があるとお気づきであろう。E1について言えば、
これはHへの入口(Entry Point)で、E1, Hは一つの実体の別名に過ぎないのに、東塔と根本中堂とは明らかに
別物ではないか。仰る通りである。ここは気楽に、八幡山は入口から見たのと頂上から見たのとでは景色は
異なる程度にご理解いただきたい。
これで我々の五座六拠が言葉遊びの意味で元祖、五座六拠に結びついた。私は五座を毎週巡回しており、
そのときは玄関の鍵とスマホだけを持ち歩いている。今後はポケットに数珠も入れて歩こうかと
思ったが、持ち物は少ないほうが良いのでそれは止した。
インターネット検索では次のような文言も入っている、
この言葉(五座六拠のこと;私注)は、現代では広く一般には使われませんが、 仏教の学問や修行において重要な伝統を示す言葉として残っています。
ならば我々の五座六拠がインターネット検索結果の先頭に来ても良いではないか!