会員の雑感(11)

     64: 八幡山の窪地から

広報担当の会員より技術担当とのお役目をいただいたからではありませんが、インドアにてネット(PC及びスマホ、タブレット)で遊んでいます、遊ぶと言っても既存のアプリを使い、またグーグル先生のお世話になって色々と探っているだけです。 最近、AIサイトがあっちこっち立ち上がっており、その利用を考えているのですが質問の精度というか、何を尋ねるのかがポイントのようで結構そこに頭を使っています。

つい先日も、広報担当の方が前回の活動軌跡を地図上に落とした時、何か人工的な跡がありそのことで二人盛り上がりました。(図 1) 私はその跡の探索に地図アプリを使って、「その場所は過去に山崩れがあった場所では?」と結論づけました。地元のお社に昭和40年6月20日、集中豪雨の記録があったので、その際起きた山崩れと思われます。(図 2)

その探索の際、「スーパー地形図」(図 3)と呼ばれる地図を使いました。 通常、山歩きに使っている地図は等高線で地形を表しています。 この等高線の間隔密度、形状から山の尾根・谷部を判断していました。(図 4) 因みに図3と図4は同じ曾場ヶ城山を表しています。

この地形図(スーパー地形図;スーパー地形より)は等高線で山の形状を表すのではなく、色の濃さで山の形状を表しています。(白い部分は平坦、濃い部分は傾斜がきつい等) 等高線よりより直感的に山の形状がわかります。

この地形図は国土地理院が提供しているDEM(Digital Elevation Model / 数値標高モデル)航空機からレーザ測量などで地表データを取得し、建物や樹木などを除去して地面の状態を表すデータから作成しています。 色の濃淡で地面の形状を表す地形図は、「アジア航測株式会社」が開発した手法(特許取得済)で、一般的に「赤色立体地図」と呼ばれています。(図 5)

私がこの地図を知ったのはテレビ番組で山城・遺跡の探索にこの赤色立体地図が使われていたのを見たときでした。 航空写真では樹木等で地表が覆われており、地面の形状がわかりませんがこの赤色立体地図ではっきりと人工的な跡が現れます。 マヤ文明時の遺跡発掘に航空機で計測した地表データから作成した赤色立体図で広大なジャングルの中にはっきりと現れた遺跡を見たとき驚いたのを記憶しています。

本来はアジア航測株式会社が測定したデータをもとに緻密な赤色立体図を作成するのでしょうが、国土地理院のDEMデータを使った立体図も利用出来るようです。  ただしデータが緻密ではないので大まかな立体図と思われます。 スーパー地形図は似たような処理をして立体図を作成していると思いますが赤色立体図より表現が緻密なように感じます。 その他に航空機にてデータを採取する際、赤外線等同時に計ることで、植物の分布等もわかると聞いており、目的によっていろいろな地図が有る様です。

地図で遊ぶ手段が増えて面白くなってきました。

五座六拠の赤色立体図を参考に添付しておきます。
図 6 八幡山
図 7 陣が平
図 8 鏡山
図 9 八幡山・陣が平 対 鏡山
図 10 二神山

元の場所に戻ります。